夕食後、妻と一緒に韓国ドラマを観ている。二人で酒を飲みながら、なんだかんだ言いながら観ている。
毎晩の日課のようになっている。どの作品も一話の長さが1時間ちょっとあり、けっこう濃厚な時間を過ごせる。ただし観るのは1日一話。それ以上は、気力が散漫になり途中でうとうと居眠り。酒を飲みながらの1時間ちょっと。ほろ酔いのほど良い、濃厚なひととき。
夫婦で過ごすファンタジーなタイムだ。
韓国ドラマはあまり興味がなく、知っているのは昔の『冬のソナタ』くらい。ほとんど何も知らない。
だから観ているのは、妻がセレクトしたものばかり。
総じて美しい。超近代的な都会の風景、登場人物、みんな美しく綺麗。特に主要な役者は美形ばかり。とても魅力的である。
頭の片隅で「何と絵空事!」という思いがよぎるが、毎回魅せられ次回も楽しみに。
『ホテルデルーナ 月明かりの恋人』
昨夜まで観ていた。ストーリーの面白さは勿論、カメラアングルというか、画面の構図が独特でとても印象に残った。
古くからの友人に韓国が嫌いな男がいる。
韓国旅行をした時に、『日本海』か『東海』かで現地のガイドの人と言い争いになって、嫌な思いをしたのが嫌いになった原因の一つだそうだ。
時折、彼のそのエピソードを思い出す。
「まぁー、どちらでも良いではないか。色々あるけど仲良くやろうぜ。」という気分になって、俺は今夜も韓国ドラマを観終わる。